塚田佳男先生による「日本歌曲マスターコース」(第六回)

新しいカタチで音楽を発信できたらと思い、2020年10月、無観客ライブ配信にて「日本歌曲マスターコース」を企画。2021年からのレギューラ化も第三回(2月19日)、第四回(3月12日)、第五回(6月10日)と実施し、好評を博してまいりました。
マスターコースライブレッスンの第六回目も、日本歌曲の研究・解釈・伴奏において第一人者の塚田佳男先生によるレッスン及びリアルタイムライブ配信を行います。
今回も、リアルタイムにご覧いただけない方のために見逃し配信の期間を設けています。
配信プラットフォーム「ZAIKO」より期間中配信いたします。開催概要と受講者(歌い手、ピア二スト)は以下の通りです。
素敵な学びの時間をお家でご一緒しませんか?

日時 : 2021年8月26日(木)14:00〜16:10 (途中休憩あり)
    見逃し配信  8月26日(木)〜8月29日(日)
                オンデマンド配信 8月30日(月)〜9月2日(木)

場所:渋谷ホール&スタジオ 03-6427-0115

             〒150-0031東京都渋谷区桜丘町15-17 NKG東京ビル https://www.shibuyahall.com

講師:塚田佳男

レッスン内容:

①14:00〜15:00  ソプラノ  葛西みな子 ピアニスト 小野綾子 

 ・初恋 作詩 石川啄木/作曲 越谷達之助

 『二番目に言いたいこと』より
     作詩 三木露風/作曲 山田耕筰
 ・秋のあじさい
 ・よろこびが集ったよりも

②15:10〜16:10  ソプラノ  渡部史子 ピアニスト 藤波結花 
 ・ひぐらし 作詩 北山冬一郎/作曲 團伊玖磨

 『日本のおもちゃうた』より
       作詩 岸田衿子 作曲 中田喜直
 ・あねさまにんぎょう
 ・海ほおずきと少年


講師:塚田佳男プロフィール

群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会等でオペラや各種コンサートの伴奏・コレペティトゥーアを務めた後、75年から77年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。
帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持ってきた、93年より続く音楽の友ホールでの《日本歌曲シリーズ》を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。
様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。また、セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。
日本演奏連盟所属


〜第五回レッスンの様子〜

2021年6月10日第五回日本歌曲マスターコースが開催されました。2組、各60分のレッスンでした。塚田佳男先生からのアドバイスをききながら、緊張感たっぷりに歌う受講生の姿が印象的でした。 

ソプラノ辻弘子 ピアノ近藤陽子 レッスン風景
ソプラノ佐藤恵利 ピアノ近藤陽子 レッスン風景
塚田佳男先生の指導風景


視聴者からのご感想

「先日はオンライン講座のご案内、ありがとうございました。オンデマンドで、拝見しました!
塚田先生の、熱のこもったご指導やお話、陽子さんの美しい音色(生で聴きたい!)を楽しませていただきました。」

「早速に会員登録を済ませ申し込み繰り返し何度も拝聴させて頂きとてもとても勉強になりました。関先生のレッスンに伺えない私に何よりのプレゼントを頂きました。有り難うございました。」

「塚田先生のパワフルなレッスンにピタッとつかれて伴奏される近藤さんの美しいピアノの音に合わせて早くレッスンを受けられる様にならないと と 思っております。」

「昨日はライブで全部聴かせていただきました。とっても良かったです。短時間で良くなるのがわかります。」

「色々な角度で歌う姿を見られたのも良かったです。スタジオの残響も収録された音も聴きやすく良かったです。」

「まず塚田先生のレッスン後に、明らかに曲がその曲本来の持つキャラクター、美しさが良く引き出され、非常に音楽的になった事に驚きました。やはり曲に対する深い読み、解釈がとりわけ歌曲には必要ですね。      
あと私はピアニストの立場から見てしまう部分もあるのですが、やはり歌曲は歌い手と一緒に作り上げるものだなとしみじみ感じました。」

「恵利先生の『はる』は自由で、動きがあり音が発散するような明るさを持つ曲だったので、でも塚田先生のレッスンで変化して曲の持つ本来の個性が現れました。
『路地の子』も面白い曲ですね。伴奏もバルトークみたいで、、塚田先生の詩の解釈になるほどと非常に納得でした。子供は可哀想じゃないよっていうのに笑ってしまいました。
『花の街』、、ポピュラーから名歌曲になったんですね。恵利先生にとても合っている曲でした。
塚田先生、ピアノも上手いとは思っていたけど、あんなに歌えて声も良くて、朗読も素晴らしいのですね。びっくりでした。ありがとうございました。」


第四回マスターコースダイジェスト版

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