塚田佳男先生による「日本歌曲マスターコース」(第五回)

新しいカタチで音楽を発信できたらと思い、2020年10月、無観客ライブ配信にて「日本歌曲マスターコース」を企画。2021年からのレギューラ化も第三回(2月19日)、第四回(3月12日)と実施し、好評を博してまいりました。
マスターコースライブレッスンの第五回目も、日本歌曲の研究・解釈・伴奏において第一人者の塚田佳男先生によるレッスン及びリアルタイムライブ配信を行います。レッスン時間は160分 。塚田先生とのレッスンとなります。またオンラインでライブ配信をいたします。限定公開の配信です。開催概要と受講者(歌い手、ピア二スト)は以下の通りです。

日時:2021年6月10日(木)14:00〜16:10 (途中休憩あり)

場所:渋谷ホール&スタジオ 03-6427-0115

             〒150-0031東京都渋谷区桜丘町15-17 NKG東京ビル https://www.shibuyahall.com

講師:塚田佳男

レッスン内容:

①14:00〜15:00  ソプラノ  辻弘子 ピアニスト 近藤陽子 
「野薔薇」作詩 三木露風 作曲 山田耕筰
「待宵草」作詩 三木露風 作曲 山田耕筰
「薊の花」作詩 北原白秋 作曲 橋本國彦

15:1016:10 ソプラノ 佐藤恵利 ピアニスト 近藤陽子
「はる」作詩 谷川俊太郎 作曲 團伊玖磨
「路地の子」作詩 大木実 作曲 團伊玖磨
「花の街」作詩 江間章子 作曲 團伊玖

※配信プラットフォーム「ZAIKO」より期間中配信いたします。ユーザー登録のお手続きの後、チケット購入画面にお進みください。
万が一ユーザー登録、チケット購入など不明点がございましたらnihonkakyoku2020@gmail.comにご連絡いただければ担当者よりサポートさせていただきます。

講師:塚田佳男プロフィール

塚田佳男main

群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会等でオペラや各種コンサートの伴奏・コレペティトゥーアを務めた後、75年から77年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。
帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持ってきた、93年より続く音楽の友ホールでの《日本歌曲シリーズ》を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。
様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。また、セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。
日本演奏連盟所属

〜第四回のレッスンの様子〜

2021年3月12日第四回日本歌曲マスターコースが開催されました。両日2名の受講生、各60分のレッスンでした。塚田佳男先生からのアドバイスをききながら、緊張感たっぷりに歌う受講生の姿が印象的でした。

舛田慶子レッスン風景

冨田美穂レッスン風景

塚田佳男先生の指導風景

視聴者からのご感想

「フレーズの頭、終わりの扱いなど、歌もピアノも同じですね。レッスンを通して私もレッスンしていただいているような気分でした。」

「先生のおっしゃることがこれまたわかりやすくて、歌ってくださると、ほーっ、と納得!
それを即座にできるのも、すごい。深いですね。音楽ってやっぱり面白い、最高ですね。
ピアノも気になって、瞬発力に脱帽です。
なんか、昨夜は興奮して寝付けなくなってしまいました」

「私自身がレッスンを受けているようでした。日本歌曲、ほんとに素敵ですね。
日本人にしか発音できない言葉なんですね。改めて日本歌曲の奥深さを感じ、いろんな方にこの良さを伝えていただきたいと思いました」

「ピアノに共通することも多々あり、とても勉強になりました。間のとりかた、脱力のタイミング、発音はピアノのタッチにおきかえて考えていました。」

「先生のアドバイスでどんどん為田さんの表情が柔らかくなり、演奏に色がつけられていくようでその変化がとても素晴しかったです。為田さんの日頃の努力や、曲を大切に思う心が感じられ、とても感激しました。
私も頑張ろうと思いました」