平日昼間のコンサート「プチ・ボヌールコンサート」第一弾が満員御礼にて終了。演奏終えて

平日昼間のコンサートが青梅市にてスタート

東青梅にてプチ・ボヌールコンサート「音楽と手品の華麗なる響き」が満員御礼にて終了いたしました。「小さな幸せ petit bonheur」が日常にプラスされ、笑顔の交流が広がることをコンセプトに、月１回平日午後に焦点を当てたコンサートシリーズ「プチボヌール」の第一弾です。お陰様で３０席満席となりまして、皆様の熱気を感じられる会場で音楽を奏でられましたこと、心より御礼申し上げます。

マジックとヴァイオリン、ピアノの異色の企画というだけではなく、ヴァイオリン忍者「幽兵」としても国内外で注目の山中裕平が登場ということで、期待に胸膨らませてお越しの方も多かったようです。山中さんは過去に青梅市では3回コンサートで出演してくださってます。青梅に何度も忍び込んでくださっていて嬉しいですね。

音楽とともに繰り広げられたマジカルなひと時

さて、初めての試みでしたが私の中にはトライしていたことが２つありました。

①手品を生演奏により音楽のイメージと躍動感と一体化させることで観る側の感動を倍増させること。

②音楽のもつリズムやフレージングの躍動感が、生演奏だからこそ手品のもつリズムを引き出せること。

その相乗効果によって３人のパワーがよりミラクルなものを引き起こせるとイメージしていました。

現実的には、マジックとコラボの曲を全体のどこに配置するかや、また、全体の構成にはやはり苦労しました。（ヴァイオリン忍者もあるので…）更にはマジックのキメのタイミングを曲中のどこに設定するかや、そのテンポ感、曲のもつ世界観をどう重ねるかをイメージするのが難しくもあり、楽しくもありました。忍者の絡みは寸劇みたいになってましたね。笑いを堪えていた方もいたようです。

本番は普段と違うドキドキ感もあり、それもまた貴重な経験となりました。特に後半にかけて徐々にお客様のボルテージが上がっていったのが感じられました。

やはりお客様との心のやりとり、涙がでそうな程、嬉しかったです。マジックとのタイミングは本番では全てうまく決まりましたし、その決まった瞬間を肌で感じながらも私たち演奏をできたことは嬉しいことでした。

ピアノソロも２曲ほど演奏いたしました。
ショパンのノクターン５番と、黒い瞳の主題による幻想曲です。

思いがけずのブラボー

最後のチャルダッシュ、アンコールの「タイム・セイ・グッバイ」ではブラボーの掛け声まで頂きました。プログラムには「コロナ対策として、会話は控えめに…」なと注意書きしましたが、お客様はそれすら忘れてつい飛び出た掛け声ですよね。ほっこり一同受け止めました。

今回のようなお客様との距離が近いサロンでは、コロナ禍でしたのでなんと3年ぶり。ヴァイオリン山中さんも2年ぶりだとお話しくださってました。会場が一体化した空気感を久しぶりに味わい感無量です。

この一回だけで終わらすのはもったいないとのお言葉もいただき、各地でもご要望ありましたらこの３人にて飛んで参りますので、お声がけくださいませ。お問い合わせはこちらから。