
被災地の「今」に触れて|初めての石巻・桃生での演奏
2025年3月10日は石巻市立桃生(ものう)公民館での東日本大震災特別追悼講演&コンサートでした。私にとって初めての石巻市。当時東北地方で一番被害が多かった地域と記憶しています。この公民館は大震災の時に、被災した方々の受け入れ先となっていたそうです。

今回の訪問は石巻市へ繋いでくださった方、一つ返事でその想いを引き継いで下さった方のご縁があってこそです。近隣の市からも一般の方が真剣に演奏に耳を傾けてくださったことに感謝しています。

桃生中学校長の
「命の重みを考える機会とし明日の震災14年目を有意義な1日にしてください」
とのご挨拶に胸が熱くなりました。
この日は3月10日・・
翌日はあの3.11当日です。
想いを深く演奏させて頂きました。


音で繋ぐ「いのちの灯り」|桃生中学校の生徒さんと共有した鎮魂のメロディ

当日のピアノソロ演奏曲目は以下の通りです。
- さくらさくら幻想曲(日本の春と鎮魂を込めて)
- 愛の夢(リスト作曲・愛と希望の旋律)
- 旅立ちの日に(卒業シーズンに贈るエール)

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言葉にならない祈り|南三陸・旧防災対策庁舎を訪ねて
終わった後は、佐藤誠悦さんの案内にて、南三陸町 旧・防災対策庁舎を訪れ祈りを捧げてまいりました

遺構として残すことに町民からは賛否両論あるそうです。側から見れば、この惨事を忘れないようにと残すことが最善では・・と思ってしまうのですが、当事者の方々にしてみたら一刻も早く苦しみから逃れたい、悲しさしか生まない遺構は見たくない・・というのが本音かもしれません。
気軽に私たちは言葉を発するのではなく、現地での事情を汲んで心に寄り添って発言しないと・・感じました。
せつない灯りでした。一人一人の命の灯り。
歩んだ道、歩むべき道...


